こんにちは 😊国家公務員歴約15年で退職した、まいです🧚
15年仕事を続けると、職場である程度の立ち位置も確立され、給与も世間より比較的良くなります。
また30代になると、家族が増え、なかなか仕事を辞めづらく感じる時期ではあります。
今回は、そんな私が何故、国家公務員を退職しようと決断したのか、思い悩んだ理由も含めてお伝えしていきます。
目次
国家公務員の退職を決断した理由4選
家族との時間がもっと欲しかった
私には子どもが2人います🧒👶
1人目出産後は、仕事の都合で生後3ヶ月目で復職しましたが、2人目出産後は1年ちょっと育児休業を取得しました。2人目の育児休業中に引越しをして、引越し後からは1年弱の期間、自宅で2人を育児していました。この1年弱の期間、本っっっ当に大変でしたが(笑)、本当に幸せでした😊❤️
「大変なら保育園に預ければ良い。仕事をしたほうが楽。」という意見があります。私もそう思っていました。仕事は、育児からの気分転換になるし、自分という存在を認めてもらうことができる場だし、収入も得ることができる。
しかし、2人目育児休業からの復職後「もし私が病気になって命があと1年しか無いと宣告されたら(極端😂)、きっと今の仕事メインの日々を過ごしている自分を悔やむだろう」、「育休中みたいに、子ども達とゆったりした気持ちでご飯を食べたい」、「親の私の都合で、子どもを早く起こしたり、無理に車に乗せたり、急がせたりしてるけど、もっと子どものペースを尊重したいな」、「夫と週末だけしか話す時間が無いのは寂しいな」と思うようになったんです。
親として、仕事と育児に対する気持ちが変化し、子どもや家族との時間をもっと確保したいと思うようになりました。
子どもを保育園に預けてバリバリ仕事をするのも、退職して家族との時間を多く確保するのも、どちらも良いと思っていた時期が私にはありました。どちらの選択肢もメリット・デメリットがあり、一概にどちらが良いと言えるものではありませんが、私は後者を選択肢として選びました。
通勤時間が長かった
自宅から職場まで、電車で往復4時間ちょっとの距離に住んでいました。4時間超の通勤時間、単純にもったいないですよね。その時間で、子ども達とゆっくりご飯を食べたい、夫と日々の出来事を振り返りたい、と思いました。
ちなみに夫の職場から近い家に住んでいました。
資産がある程度確保でき、収入面での不安が比較的少なかった
これは退職を決断することになった大前提です。
私の今の資産の大部分はインデックス投資株です。正直、数年前までは投資と聞くとなんとなく怖いな〜と感じて、私は新卒の頃から、もっぱら積立貯金と個人年金で蓄えてきました。
しかし子どもを妊娠して、源泉徴収の積立貯金ができなくなり、手元にお金があるとどうしても使ってしまいそうで始めたのが、当時の“つみたてNISA”でした。
そこから、ポイント目的で、いくつか証券口座を開設しました。
ゲーム感覚で、世間で比較的安全とされるインデックス投資を中心に資産運用を始めました。個別株や仮想通貨も少しだけ買いました。数年間運用していると、投資に対する“慣れ”が出てきました。また、“ほったらかしているだけなのにこんなに増える”ということを魅力に感じ、2人目の育児休業中に投資を少し勉強して、預貯金のデメリット・不安要素も学び、思い切って資産の5割程度をボンっと投資に回しました。
そこからも徐々に積み立てているのと、大きめの金額を一気にインデックス投資に回したので、2024年からは資産の増え方が急増中です。
毎年大体1年で蓄えていた貯金額以上の額を、2024年は前半の6ヶ月で蓄えることができました。
もし投資を検討している方がいれば、楽天証券がおすすめです。SBI証券とよく比較されますが、楽天証券はなんと言っても見やすいです。慣れてない人には見やすいサイトがおすすめです。私は、もう投資初心者の部類には入らないと思いますが、それでもやはり楽天証券は見やすいので、好きです。
見やすいとサイトに頻繁に訪れるようになり、投資に対する楽しさやモチベーションができるので、「もっと資産を投入してみよう」という気持ちになり、私は今に至ったと考えています。
もちろん私はいつでも仕事を再開して労働収入を得ることができるので、収入面の心配は今はしていません。そして家族との時間を大切にしたいと今は考えているので、しばらくはブログなどのWebコンテンツ制作や編集など自宅でできることを、しばらくはしていきたいと考えています。
体調を崩した
うちの子ども達は2人とも頻回授乳で、夜間授乳も一晩で3〜6回あります。加えて仕事をしていると、夜中に家事を済ませる必要があります。また私は人一倍不安が強く、育児休業からの復職後は仕事に関する勉強を夜中にしていて、完全な睡眠不足になりました。
1人目出産後はまだ勢いで突っ走っていたのですが(笑)、2人目出産後は体力も落ちて体調を崩すこともしばしば。
復職後からは、慢性的な睡眠不足で頭がぼーっとして集中できなくなり、思考もどんどんネガティブになっていきました。
そこで、自分と家族の健康以上に大切なものなんてない!と退職を決意しました。
国家公務員退職を思い悩んだ理由5選
仕事が楽しかった
私は自衛隊看護師をしていました。とっても特殊でやりがいのある仕事でした。単純に楽しいと感じて仕事をしていたので、退職を思い悩む理由の一つになりました。
キャリアを途絶えさせたくなかった/職場で割と評価されていた
自衛隊は、人間関係が面倒な一方で、情に熱く面倒見が良いです。なので、器用に仕事ができない私でも、その努力ややる気をかってくれる上司は何人もいました。自分が満足する評価を受けていたので、そのポジションを失うことは私にとって寂しいものではありました。
給与が安定していた
自衛官は、特別職国家公務員ですので、仕事を失う心配もなく、勤続年数が長ければ長いほど給与も上がっていきます。30歳以降は、夜勤などしなくても民間の看護師友達よりも月収が高いなと感じていましたし、やっぱりボーナスは結構多く貰っていました。
よく自衛隊看護師の給料をがどのくらいなのか気になるという声を聞くのですが、俸給表がインターネットに公開されています。
東京の一番地域手当が高い20%の場所に勤務していた時は、20〜50代の看護師は、おおよそ年齢くらいの手取りを貰っていると感じていました。(通勤手当、2.7万以下の家賃手当、1回6千円の夜勤手当を含みます)
福利厚生が良かった
私は自衛官だったので、自衛隊病院で受診すると医療費がタダでした。年齢を重ねるごとに受診の頻度って増えるので、特に30代以降はありがたみを感じました。
部外病院(自衛隊病院以外の病院)で受診すると医療費がかかるのですが、私は看護師なので、自衛隊病院の近くで勤務することが多く、これも良かった点の一つです。
また団体保険と言って、安い費用で保険に加入することもできました。若い頃はなんとなく入っていた保険で「お金がもったいないな」と感じたこともありますが、妊娠・出産で今までに支払った保険費用はゆうに回収できました。
また自衛隊はベネフィット・ステーションに入っているので、これでディズニーランド(今はチケット割引は無いようです)や、ホテルの割引、温泉施設の割引を何度も利用しました。
仕事内容があまり難しいものではなかった
私は約15年の勤務の中で、何度か異動や引越しをしているのですが、そんな中でも、退職時に配属されていた職場の仕事内容は比較的仕事負担の軽いものでした。
「休憩する気持ちで出勤したら良い」、「もっと仕事負担の軽い部署に異動しないか」と上司に言われましたが、それよりも、『こんな仕事をするために、私は4時間もかけて出勤するのか😢』、『仕事中の暇な時間を、家で溜まっている家事に充てたい』と感じました。
「暇と感じている時間もお金もらえているんだよ、めっちゃ良いじゃん!」と言う友人もいましたが、そう感じられる生活状況に私はいませんでした。
まとめ
自衛隊看護師は、良い職業です。自衛隊看護師に限らず、看護師も、公務員も、私は魅力的だと感じています。
しかし、ライフステージの変化、生活環境の変化から、私は30代2児の母にして、自衛隊看護師を退職することを決断しました。
今回の記事が、どなたかの参考になれば幸いです😊