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はじめに|「鯛の鯛」ってなに?なぜお守りを作るの?
「

鯛の鯛(たいのたい)」とは、鯛の胸びれの付け根にある小さな骨のことです。
よく見ると魚の鯛のような形をしており、古くから縁起物やお守りとして大切にされてきました。
「めでたい(鯛)」にちなんで、
- 金運
- 開運
- 商売繁盛
などの願いを込めて持つ人が多く、最近では自分で「鯛の鯛お守り」を作る人も増えているんですよ。
この記事では、鯛の鯛の取り出し方から、お守りとして持ち歩くための加工方法までを、初心者向けにわかりやすくご紹介します。
「鯛の鯛」の見つけ方|どこにある?どんな形?
「鯛の鯛」はどこにある?
「鯛の鯛」は、鯛の胸びれ(胸ビレ)の付け根の奥、肋骨のすぐ上あたりにあります。
調理後のカマ(頭部)から探すと見つけやすいです。
「鯛の鯛」の形とサイズ
- 大きさ:約2〜3cm
- 形:小さな魚のような形(鯛のミニチュア)
- 色:骨の色(白〜やや黄みがかったベージュ)
見つけた瞬間、思わず「かわいい!」と声が出るほどの愛らしさがあります。
「鯛の鯛」の取り出し方|初心者でもできるステップ
「鯛の鯛」の取り出し方①鯛の頭を用意する
スーパーや鮮魚店で「鯛のカマ(頭部)」を購入するのが手軽です。
焼き物用として安く手に入ることも多いです。
「鯛の鯛」の取り出し方②焼くor茹でる
加熱することで骨と身がほぐれやすくなります。
- 焼く場合:魚焼きグリルで両面をしっかり加熱
- 茹でる場合:5〜10分ほど中火で煮る
※レンジよりは火を使う方法がおすすめです。
「鯛の鯛」の取り出し方③身を丁寧に外す
熱が冷めたら、骨を折らないようにゆっくり身を取り除きます。
胸ビレの裏側あたりに、鯛の鯛が隠れています。
「鯛の鯛」お守りの作り方|加工と保存のコツ

鯛の鯛のお守りの作り方①きれいに洗う
流水でやさしく洗い、細かい身や脂を取り除きましょう。
中性洗剤を少し使ってもOKですが、しっかりすすぐこと。
鯛の鯛のお守りの作り方②完全に乾燥させる
ペーパータオルで水気を取った後、1〜2日かけて自然乾燥。
風通しの良い場所で、直射日光は避けるのがポイントです。
鯛の鯛のお守りの作り方③強化処理(コーティング)
乾燥したら、割れやすい骨を保護するために以下の方法を使いましょう。
- ネイル用の透明トップコートを塗る
- UVレジン(100円ショップにもあり)で薄くコーティング
1〜2回塗ってしっかり乾かすと、長く持ち歩けるようになります。
鯛の鯛のお守りの作り方④お守りに仕上げる(ストラップ・袋に入れる)
お守りとして持ち歩く方法はいろいろあります。
- 小さな布袋に入れる
- ストラップ金具をつけてカバンや財布に
- 桐箱や小瓶に入れて飾る
※ストラップにしたい場合は、レジンで固める前に小さな穴を開けるのがおすすめです。
鯛の鯛お守りを作るご利益と意味
ご利益 | 意味・効果 |
---|---|
金運 | お金に恵まれる・商売繁盛 |
開運全般 | 良い流れを呼び込む・厄除け |
縁起担ぎ | 「めでたい(鯛)」にちなんだ福を呼ぶ |
お祝い事にも | 合格・出産・結婚など、門出の贈り物としても◎ |
「鯛の鯛」のお守りに関するよくある質問(Q&A)
Q. 「鯛の鯛」は1匹に1つしかない?
A. 一般的には1匹に1つ(左右1対)ありますが、小さい個体や加工の状態によって見つからない場合もあります。
Q. 洗剤で洗っても「鯛の鯛」のお守りのご利益は減らない?
A. 洗って清めることは悪いことではありません。
きれいに保ち、大切にすることで運気も整います。
Q. 「鯛の鯛」のお守りは、どこで売っている?
A. 観光地や神社などで「鯛の鯛お守り」として販売されていることもあります。
手作りすることで、自分の好きな色やデザインにできますし、より愛着がわきますよ。
まとめ|鯛の鯛は縁起のいい“手作りお守り”
鯛の鯛は、
- 自分で取り出せる
- 縁起が良い
- 持ち歩けるかわいいお守りになる
という3拍子揃った“幸運の象徴”です。
自分の手でつくるからこそ、気持ちが込められたお守りになります。
金運アップや願掛けに、ぜひあなただけの「鯛の鯛お守り」を作ってみてくださいね。
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