100人規模の結婚式は、大人数での盛大なイベントとして人気の形式です。
しかし、「費用がどれくらいかかるのか」「予算内で実現できるのか」といった疑問を抱えるカップルも少なくありません。
招待人数が増えるほど費用も膨らむ一方で、賢く計画すれば予算内で理想の式を叶えることが可能です。
招待人数を確定するには、具体的に招待客をリストアップする必要があります。ここで問題になってくるのが、呼ぶ人と呼ばない人の線引き。
本記事では、100人規模の結婚式の平均費用や費用の内訳、節約方法、さらに成功させるためのポイントまで詳しく解説します。
これから式を計画する方に向けて、役立つ情報をお届けします!
結婚式100人規模の費用相場はどれくらい?
全国平均費用
100人規模の結婚式では、以下の費用が一般的な相場です
- 総費用: 約300万円〜500万円
- 1人あたりの費用: 約3万円〜5万円
この金額は、会場の所在地、挙式の時期、式の形式(挙式+披露宴、披露宴のみなど)によって異なります。
都市部と地方での費用差
- 都市部(東京・大阪・名古屋など)
- 平均総額: 400万~600万円
- 高級感のある会場や充実した演出が選ばれる傾向にあり、費用が高めになります。
- 地方都市・郊外エリア
- 平均総額: 250万~400万円
- 自然を生かした会場や地元ならではの特色を取り入れやすく、比較的費用を抑えられます。
オフシーズンや平日ならさらに安く
- オフシーズン: 夏(7〜8月)や冬(1〜2月)は割引プランがある場合が多いです。
- 平日: 土日祝日に比べて会場使用料や料理費が安くなるケースが一般的です。
出典:【最新】結婚式の平均費用は? 内訳やご祝儀相場からみる自己負担額など、リアルな声をもとに徹底解説>マイナビウエディング
具体的な費用内訳と平均金額
100人規模の結婚式でかかる費用の内訳を詳しく見ていきましょう。
挙式費用: 10万~50万円
- 式場使用料: 10万~30万円
- 牧師や神主への謝礼: 3万~10万円
- 挙式の演出費: 5万~20万円(音楽、照明、生花など)
例
項目 金額(円) チャペル使用料 200,000 生花装飾 50,000 音楽(オルガン奏者と聖歌隊) 70,000 牧師謝礼 30,000 小計 350,000
披露宴費用: 150万~300万円
披露宴費用は全体の中でも大きな割合を占めます。
- 会場費: 20万~50万円
- 料理と飲み物:
- 料理1人分: 12,000円~20,000円
- ドリンク1人分: 3,000円~5,000円
- 100人分で合計: 150万~250万円
- ウェディングケーキ: 5万~15万円
- テーブル装花・コーディネート: 10万~20万円
例
項目 金額(円) 会場使用料 300,000 料理(15,000円×100人) 1,500,000 ドリンク(5,000円×100人) 500,000 ウェディングケーキ 100,000 テーブル装花 150,000 音響・照明 100,000 小計 2,650,000
衣装と美容関連費用: 30万~100万円
- 新婦のドレス:
- レンタル: 20万~50万円
- 購入: 50万~100万円以上
- 新郎のタキシード:
- レンタル: 5万~20万円
- ヘアメイクと着付け: 5万~10万円
例
項目 金額(円) 新婦のウェディングドレス(レンタル) 300,000 新郎のタキシード(レンタル) 80,000 新婦のヘアメイク・着付け 50,000 新郎の着付け 10,000 小計 440,000
引出物やペーパーアイテム費用: 30万~60万円
- 引出物: 3,000円~5,000円/1人(合計30万~60万円)
- 招待状や席札、メニュー表:
- 1人あたり500円~1,000円
例
項目 金額(円) 招待状(500円×100人) 50,000 席次表・席札(300円×100人) 30,000 引出物(5,000円×100人) 500,000 小計 580,000
- 1人あたり500円~1,000円
写真・映像関連費用: 10万~35万円
- スナップ写真撮影: 10万~20万円
- 動画撮影・編集: 10万~30万円
例
項目 金額(円) スナップ写真撮影 150,000 動画撮影・編集 200,000 小計 350,000
結婚式費用を抑えるための節約術5選
日程を工夫する
- 平日やオフシーズンのプランを利用することで、会場費や料理費が割引になることがあります。
- 平日や閑散期に挙式を行うと、20~30%割引されることが一般的です。
招待人数を調整する
- 10人減らすだけでも料理費や引出物費用が大幅に削減されます。
例えば、100人から 80人に減らす と、以下の費用が削減されます
料理: 15,000円×20人 = 300,000円
ドリンク: 5,000円×20人 = 100,000円
引出物: 5,000円×20人 = 100,000円
合計: 500,000円の節約が可能。
持ち込み可能なアイテムを活用
- 自作や外注で節約可能なもの:招待状、席札、プチギフトなど。
例えば、業者に依頼すると500円/1人→自作なら200円/1人
100人分で30,000円節約可能。
- ただし、持ち込み料が発生する場合があるので事前確認を忘れずに。
衣装はレンタルやセール品、フリマサイトを活用
- 新婦のドレスや新郎のタキシードをセールや展示品で購入すると、大幅に節約できます。
- またフリマサイトで購入、結婚式後は販売すると、出費を抑えられます。
装飾をシンプルに
- 高価な生花を減らし、キャンドルや造花を使うことでコストを抑えられます。
100人規模の結婚式を成功させる計画の立て方
招待者リストを早めに確定する
- 親族、友人、会社関係者のバランスを考えながらリストアップ。
- 招待するべき人の優先順位を明確にしておく。
式場プランナーとの綿密な相談
- 費用を抑えたい部分や優先順位をプランナーにしっかり伝え、適切なプランを提案してもらいましょう。
費用管理を徹底する
- エクセルや専用アプリを使い、収支を管理することで予算オーバーを防ぎます。
親族や友人に協力を依頼する
- 写真や映像の撮影を頼むことで、プロに依頼するコストを抑えることも可能です。
まとめ:費用を賢く管理して理想の式を実現
100人規模の結婚式では、約300万円〜500万円の予算が必要になりますが、人数の調整や時期の選択、DIYの活用、衣装や映像の見直しで、100万円以上の節約が可能です。
計画を立てる際は、まず優先順位を明確にし、コストをかける部分と抑える部分をしっかり分けることが重要です。
- 大きな節約ポイント: 日程、装飾、衣装、招待人数。
- 計画的な準備: 招待者リストを早めに確定し、プランナーと密に相談。
理想の結婚式を実現するには、費用管理と計画的な準備が不可欠です。
特別な1日を思い出深いものにするため、この記事を参考に準備を進めてみてください!